アパレルメーカーのブランチ・アウト(東京、大谷真一社長)は、サヤが商標権を持つ「ミジェーン」を生産し、9月からしまむらのヤングカジュアル専門店アベイルの売り場「SUREVE」(シュリーブ)で販売を開始した。ミジェーンならではの柄やロゴを使用した平成ギャルを思い起こさせるデザインとトレンドを掛け合わせたアイテムを販売する。
ミジェーンは90年にスタートした東京で最も歴史のあるギャルブランドの一つ。90年代半ばに流行した「コギャル」カルチャーの波に乗り、渋谷109を中心に広がった。ブランチ・アウトは、アパレルのOEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)、ライセンス事業を得意とし、ライセンス事業は20年以上の歴史と経験を持つ。現在はキャラクター、アニメ、マンガ、ゲーム、ミュージシャンなど300以上でライセンス契約する。20年にECによる小売事業をスタートした。
今回、シュリーブで販売するのは、スウェットで着心地が良くオンオフで着用でき、前にブランドロゴをあしらったパーカワンピース(税込み3080円)。ブランドロゴを2カ所に入れたパーカ(2530円)、代表的なデザイン「バナナリーフ」の柄を大きく扱ったプルオーバー(2530円)、背中側に大きくブランドロゴの刺繍をあしらったケミカルウォッシュのデニムシャツ(3080円)。