このほど東京で行われた「24~25年秋冬尾州マテリアル・エキシビション」(BME)で尾州産地の来秋冬企画が本格化した。
コロナ沈静化で受注回復が期待された尾州産地だったが、予想外の低調さが続いている。そこでテキスタイル商談を活発化させようと、表面変化や素材感で新鮮さを打ち出した。
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23~24年秋冬の苦戦
3年続いたコロナ禍で停滞したテキスタイル商戦だが、23年からのビジネス正常化による受注量の回復が期待された。しかし23~24年秋冬テキスタイル受注は、意外なほど伸び悩んでいる。