ビームスは9月1日付で組織を再編した。ストア業態ごとの事業本部制を廃止し、販売及び顧客との関係強化、商品の企画、生産、各業態の事業運営や物流に役割を分け、それぞれを全レーベル横断で行う3本部制にした。ビームスの商品の特性をより分かりやすく個別の客に伝え、ファンを増やしつつ、同時に生産や店舗、ECの運営を集約することで効率化する。本体で行っていたBtoB(企業間取引)事業は宣伝・販促活動を担う子会社に移管し、異業種プロデュースやソリューション提供を次世代の収益事業として拡大する。
(柏木均之)
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