バロックジャパンリミテッドの24~25年秋冬物は、80~90年代のトレンドから着想したアイテムを増やす。ビンテージ風に加工したデニムやフェイクレザーアイテム、スポーツウェアにフェミニンなボトムを組み合わせて提案する。暖冬が続いているためロングコートを減らし、ショート丈のブルゾンやジャケットを増やしている。
(相神優波)
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存在感ある素材やリメイク
「マウジー」はプレッピーの要素を取り入れたレイヤードスタイルを提案する。カレッジ風のレタードセーターやプリーツスカート、チェック柄のジャケットなどを企画した。ジーンズを逆さにしたようにリメイクしたスカートや、ラガーシャツとストライプシャツの重ね着、足元はポインテッドトウのパンプスやリングブーツと合わせることで、遊び心をプラスした。
「アズール・バイ・マウジー」は定番のデニムアイテムのバリエーションを広げる。スキニージーンズだけでなく、カーゴパンツ、ビュスティエとスカートのセットアップ、色落ちの異なる生地を接ぎ合わせたワイドジーンズなどを企画した。合わせるトップはキラキラの箔(はく)押しのセーター、シアーブルゾンなどだ。
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