反政府デモの影響で停滞していたバングラデシュで生産が再開しつつある。ハシナ政権が倒れ、8月6日午前6時に外出禁止令が解除。これを受けてBGMEA(バングラデシュ縫製品製造輸出業協会)が同日に縫製工場の稼働許可を出し、翌日から工場操業が可能となった。一方、物流は、外出禁止令の際の幹線道路封鎖の影響などで滞る傾向にある。
【関連記事】激化するバングラデシュ反政府デモ 生産・物流に大きな影響
マツオカコーポレーションは、この間の現地政府からの要請と状況を鑑み、同社工場の数日間の操業停止を余儀なくされたが「規制の範囲内で順次稼働を再開している」状況だ。社員や現地オペレーターの安全を確保した上で「本社と連携しながら滞っていた間の生産調整や納期確認を行う」構えだ。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!