訪日外国人客数2000万人突破 8月は豪雨や地震が影響

2018/09/21 15:21 更新


 日本政府観光局によると、8月の訪日外国人客数は前年同月比4.1%増の257万8000人で、8月として過去最高となった。18年1~8月の累計は2130万9000人となり、これまでで最も早いペースで2000万人を突破した。航空路線の拡充などで引き続き訪日客は増えているが、大阪府北部の地震や7月の豪雨の影響で、東アジアの一部で訪日需要が抑えられ、伸びは鈍化した。

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 イタリア、スペインが単月として過去最高を記録したほか、中国本土、台湾、香港、タイ、シンガポール、インドネシアなど16の国・地域が8月として過去最高を記録した。

 中国は4.9%増の86万人、台湾は4.4%増の39万人、香港は0.7%増の20万人、韓国は4.3%減の59万人だった。地震や豪雨、台風、猛署など各国メディアで訪日需要に影響を与える報道があったことや、クルーズ船の寄港中止や欠航があり、伸びは鈍化または減少した。



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