アシックス 国際パラ委と契約 途上国にウェア提供

2018/07/10 06:25 更新


 アシックスは9日、国際パラリンピック委員会(IPC)と公式サプライヤー契約を締結した。契約期間は東京パラリンピック大会を含む20年12月まで。今後IPCの公式イベントで、IPCスタッフやパラリンピック難民選手団へ公式スポーツウェア、靴などを提供する。

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 19年から世界パラ水泳、世界パラパワーリフティング、世界パラ射撃へも製品を提供し、20年1月からは東京2020パラ競技大会及びIPC主催大会で、約60の開発途上各国のパラ委員会に対し、計約300人分の選手用トレーニングウェア及び競技ウェアを提供する。

 調印式に臨んだアシックスの尾山基代表取締役会長CEO(最高経営責任者)は「パラリンピックの発展はもちろん、今サポートを通じて人々の意識向上や社会インフラの整備が進み、真の共生社会と持続可能な社会の実現を目指したい」とスピーチした。同社は、16年からワールドパラ陸上の公式サプライヤーであり、20年末まで契約を締結している。

契約書調印式の様子(左からアンドリュー・パーソンズIPC会長と尾山アシックス会長)


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