青山商事 アメリカンイーグル事業を米AEOに譲渡へ

2019/06/07 19:00 更新


 青山商事は連結子会社が展開する、日本でのアメリカンイーグルのフランチャイズ事業からの撤退に向け、米国アメリカンイーグルアウトフィッターズ(AEO)と事業譲渡の検討に合意した。6日の取締役会で、19年12月末を期限に、基本合意書の締結を決議したもの。

 同社は10年12月、住金物産(現日鉄物産)と共同で子会社イーグルリテイリングを設立し、AEOのフランチャイジーとして、カジュアル事業を拡大してきた。しかし、グループ全体の事業戦略を踏まえ、AEOへの事業承継の検討を決めた。AEOとは22年2月が契約期限だが、それを待たずに譲渡することを両社間で検討することになった。

 イーグルリテイリング(奥島賢二社長)の19年3月期の売上高は122億9400万円。「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」の店舗数は33店だった。



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