青山商事は今期(23年3月期)、主力のビジネスウェア事業でコストアップ抑制に努めるとともに、オーダースーツの拡大や機能性商品の開発など高付加価値品・サービスの提案を強化する。それによって、ビジネスウェア事業は売上高が前期比13.6%増の1287億円、営業利益は4.4倍の30億円を計画する。
(大竹清臣)
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コストアップ抑制では「客が求めやすい価格で商品・サービスを提供するため、業務効率を上げる自助努力を進める」としている。今期はメインアイテムのエントリー価格を維持する。原料や物流費などの高騰の影響は今秋冬物から出てきそうだが、本格的には来春夏以降と見込んでいる。