バッグの「アニアリ」 青山に初の直営路面店

2017/03/29 06:22 更新


 プルーム(東京)は、かばんブランド「アニアリ」で初の直営路面店を東京・青山に開設した。売り場には、同ブランドのフルラインナップが並び、大型のボストンバッグから革小物まで約100点のアイテムを販売する。

 約50平方㍍の店内は薄い壁で細かく区切られており、壁面は外から見ると白い教会を思わせるクリーンで厳かな雰囲気。一方、店の中から見るとコンクリートを打ちっぱなしにした粗く工業的なイメージになるように配置されている。「クリーンと粗さ」という異なる要素をミックスすることで、ブランド名の由来である「アン・アイディアル・アンド・リアリティー」(理想と現実)を表現している。

 商品はしなやかで軽く、色彩豊かな革を使い収納力にもたけた日本製、すべての金具にさりげなくロゴを入れる細かい気配りも見せる。中心価格帯はトートバッグで4万5000円前後、ショルダー・ボディーバッグで2万円台、革小物で2万8000円。

 今後は、新作や参考開発商品をいち早く店頭に置き、消費者の声を直接聞くことで、同ブランドがこだわる「毎シーズン研究開発を続け新しい革の色や素材を提案するため」のテストマーケティング機能として直営店を活用していく。

日本製にこだわったバッグを販売


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