にぎわうフルギフェス ビッグサイトに1万人来場、12月は2倍規模で開催へ

2023/08/10 06:28 更新


フルギフェス・ウィズ・ヴィンテージ・シティ

 古着の盛り上がりが続いている。一般社団法人のアンドバイヤー(東京)が8月6日、東京ビッグサイトで開いた国内最大級の古着イベント「フルギフェス・ウィズ・ヴィンテージ・シティ」には、前回(22年12月)同様に約1万人が来場してにぎわった。次回は12月に規模を倍にして実施する予定だ。

 参加は150店。「ウィゴー」「デザートスノー」「古着屋JAM」などの人気古着ショップのほか、沖縄から東北までの様々な古着ショップが集まった。ECが主体の店、ミリタリー系の古着に強い店なども加わり、初心者からコアな客層までが楽しめる顔ぶれになった。開場前には1000人以上が並んだ。若者をはじめ、ファミリーでの来場も目立った。

若者からファミリー層まで古着好きが会場に集まった
会場内

 秋冬物が中心の12月開催と比べ商品単価は下がったが、前回より売り上げを伸ばす店も多かった。協賛パートナーのビンテージファッションアプリ、ヴィンテージ・シティによるフルギスナップコンテストの上位5人の最終投票も実施した。

 出店者の募集開始から10日で枠が埋まり、キャンセル待ちの状態になった。次回はホールを二つ使い倍の広さにする。

 フルギフェスは、17年12月開催の「古着フェスティバル」としてスタート。年1回行っていたがコロナ下は休止、昨年12月に会場を東京ビッグサイトに移して再開。その時からヴィンテージ・シティと共同する形で年2回開催に増えている。

おしゃれをしてイベントに来る人も目立った

関連キーワードピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事