アモーレパシフィックジャパン 韓国コスメの出店加速

2018/11/07 06:27 更新


 アモーレパシフィックジャパン(東京、林正浩社長)が、韓国コスメブランドの出店を加速している。今春から日本での出店を始めた「イニスフリー」で10月下旬、西日本1号店を大阪・梅田のエストに開設した。「エチュードハウス」を含め、店舗数を拡大する方針。

 イニスフリーは、スキンケア中心で、エストの店舗面積は95平方メートル。3月に東京・表参道に1号店を開設、原宿竹下通りと渋谷109に出店している。

 同ブランドは、韓国を中心に中国、米国、オーストラリアなど13カ国・地域で1700店以上ある。日本でも標準売り場面積99平方メートル規模で、ファッションビル、郊外型SC、百貨店など多様な販売チャネルで店舗数を広げる考え。自社ECでの販売も計画している。

 エチュードハウスは11年から日本に出店し、ファッションビルを中心に現在28店ある。売上高は前年比40%増ペースで推移しているという。18年は9店を出し、今後も同規模ペースでの出店を予定している。

大阪・梅田のエストに開業した「イニスフリー」
多くの女性客でにぎわったエスト店の開業初日。これまでの3店も同様の状態だったという


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