革バッグと小物のアカシヤ 黒木織物と協業

2017/03/31 06:30 更新


 アカシヤ(林崎誠一代表)は今春、黒木織物と協業し、エキゾチックレザーと博多織を組み合わせたバッグ、小物を発売する。

 新商品は自社ブランド「メタルスティック」で販売するもので、博多織製造・販売の黒木織物が企画した博多織の生地を採用したパイソン使いのバッグと小物。

 古来から伝承されてきた博多織という和のモチーフを活用することで、和装でもタウンユースでも使えるグッズに仕上げた。東洋皮革のモラレスパイソンを使用した。

 第1弾となる今回はバッグインバッグのアイテムを中心に企画し、巾着バッグ、トートバッグ、キーケース、名刺入れ、ICカードケース、手帳カバー、信玄袋など14型。ナチュラルパイソン、ブラックパイソンと博多織4色(モノトーン系、赤系、ホワイト系、グレイッシュパープル系)から組み合わせを選べる。1万2500~15万5000円。

 販売は両社で行い、ECサイトのほか、百貨店、専門店の卸し先を広げていく。第2弾以降の企画も予定している。

 アカシヤは東京都足立区を拠点にファッション製品の企画、販売を手掛け、現在、エキゾチックレザー製小物を主に販売している。アカシヤと東洋皮革はいずれも足立区が区内産業の優れた製品や技術に与える「足立ブランド」に認定されている。


「メタルスティック」の巾着バッグ


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