大手GMS(総合小売業)が、女性の軽いスポーツ向けのインナーを発売する。ヨガやウォーキングに対応するものだが、柔らかいフィット感や値頃な価格などで日常使いも想定する。
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イオンリテールは6日、PB「トップバリュ」から「ボディスイッチ」を発売する。動きやすさや通気性に加え、胸がつぶれないシルエットを追求、スポーツにとどまらず、家事や育児といった日常の動くシーンに対応する。
アウターに響きにくいハーフトップ(1580円)、ショーツ(680円)などからモールドカップ付きなどにバリエーションを広げ、3月上旬には16種類が揃う。グループも含め、全国の「イオン」「イオンスタイル」420店で扱う予定。メンズでも軽く、通気性を重視したスポーツ肌着(880円)など5種類を用意し、2月下旬に発売する。
イトーヨーカ堂はPB「セブンプレミアム・ライフスタイル」で「ボディクーラーアクティブ」を「オムニ7」での発売に続き、1月31日から実店舗でも販売している。ストレッチ性とともに抗菌防臭や体形をカバーする機能なども打ち出す。ハーフトップ(1790円)、ジョッパーズパンツ(1490円)など6種類を揃える。ヨーカ堂118店とともに、ヨークベニマル10店で扱うことにしている。
レギュラーの機能インナー「ボディクーラー」は18年春夏の新商品を21日から順次発売する。レディスで汗取り機能を高めたタンクトップ(790円)、メンズでベージュの半袖V首シャツ(790円)などがあり、全115種類。そごう・西武も含め合計210店で扱う。