イオンリテールのイオン天王町ショッピングセンター(横浜市)は開業から半年余りが経過した。マイカルから引き継いだ老朽店の建て替え、イオンモールに出る以外では久方ぶりのGMS(総合小売業)出店と注目点の多い施設。時流に合わせたワンストップショッピングの利便性を提供、課題としてきた20、30代ファミリーへ客層を広げて順調なスタートを切った。テナントからの評価も高く、地域密着の取り組みを進めながら定着を目指す。
ポテンシャル引き出す
同SCは22年10月18日の開業。マイカルの「サティ」として開業、その後に「イオン」に屋号を変えながら20年まで43年間運営されてきた旧店を、建て替えた。館を分けるなど回遊性に課題のあった構造を改めて、箱型の建物とした。3層の売り場面積は2万185平方メートルで、1万1385平方メートルのGMS「イオンスタイル天王町」と42店のテナントを組み合わせた。
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