イオンモールは主力施設の改装を進めている。イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)では25年までの3カ年にわたり増床を含めて機能を強化する。構成するKaze、Mori、アウトドアの3館で改めて役割分担を明確化するとともに、周辺環境の整備まで行い、エリアの価値向上につなげる。
(田村光龍)
イオンレイクタウンは今春、25年の完成を目指した改装プロジェクトをスタートした。Kazeは23年に40店、24年に50店を、Moriは24、25年で100店を刷新する予定で、合計200店近くが変わることになる。両館で改めて「差別化し、お客の選べる楽しさを提供する」(酒井利之Kazeゼネラルマネージャー)。焦点になるのは、Kazeでの従来から位置づけられてきた上質感の引き上げ。コロナ禍を経て都心部に集中してきた専門店が、有力な近郊の施設に出店しようとする動きを捉えるとともに、新たな刺激になるテナントを入れる。
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