イオンとフジが資本・業務提携 中国・四国で事業拡大

2018/10/12 15:57 更新


 イオンと中国・四国の有力総合スーパーのフジ(松山市)は12日、資本・業務提携契約を結んだ。イオンは来年2月末までをめどに、フジの発行済み株式の最大15%を既存株主から取得する。併せて、フジは来年3月以降にイオンの子会社で、中国・四国でスーパーマーケット事業を行うマックスバリュ西日本の株式の一部をイオンから取得する予定。

 両社は商品の共同調達や中国・四国地域でのPB商品の共同開発、相互の店舗の活性化に向けた共同での取り組みなどによって相乗効果を発揮し、「中国・四国でナンバーワンの事業連合体」を目指す。事業連合体として、21年以降、売上高1兆円を計画する。

 フジは67年の設立で、現在、四国4県と広島、山口県で96店を運営する。18年2月期の連結売上高は2985億7300万円、営業利益72億3800万円。



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