アディダスジャパン アーティストの高橋理子氏と協業

2021/06/21 06:26 更新


 アディダスジャパンは、きものを表現媒体にグローバルに活躍する日本人アーティストの高橋理子氏と協業した「ヒロコタカハシコレクション」を発売した。円が連なり重なり、輪を描きながら広がる、ダイナミックなグラフィック柄を全89種のアイテムに配置。「アディダス」ブランドでは初となる、法被ジャケットやゆかたジャケット、キッズ用甚平も登場した。

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 高橋氏を象徴する円のみで構成された文様を、ブランドを代表する三つ葉のトレフォイルロゴやパフォーマンス(バッジオブスポーツ)ロゴ、ランニングシューズで定番のミッドソール「ブーストフォーム」などに大胆に取り入れた。特に、法被やゆかた、甚平は、その直線的なシルエットとの対比もあり、まったく新しいアイテムに見せている。

 同コレクションのプロダクトは、アパレル44品番、アクセサリー15品番、フットウェア26品番、ゴルフアパレル4品番ある。日本を中心に世界各国のアディダスオンラインショップで販売するほか、日本では直営店全店やブランド取扱店などでも販売している。

 今回の協業は、18年12月にアディダス側から提案し、約3年かけて実現した。高橋氏は「ミニマムで普遍的ともいえる、円のみで表現されたこのコレクションの世界観を通じて、一人ひとりが互いに認め合いながら、自分に自信を持って生きられる新しい社会への希望や、未来へと進む大きな力を感じてもらえたら」とコメントした。

ランニングシューズのソールにもグラフィック柄を採用した
正円と直線によるソリッドなグラフィックが特徴の高橋氏
今コレクションは、ランニングやスイム、ゴルフなど多様なカテゴリーを横断している


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