アダストリアのライフスタイルブランド「ラコレ」はキャナルシティ博多(福岡市)に国内最大規模の新店舗を開設した。主力の雑貨のほか、目下強化しているアパレルや食品をフルラインナップで見せる旗艦店に位置付ける。
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カラフルな国産の食器やハンディーファンなどの便利グッズ、パッケージが可愛い菓子などが買いやすい価格で手に入ることを強みに、売り上げを伸ばしている。新規出店も盛んで、郊外型SCで330平方メートル以上、駅隣接の施設で180~260平方メートルほどの店を増やしてきた。
キャナルシティ博多店は、2層で店舗面積約1600平方メートルの超大型店だ。國末由慈ラコレ営業部長は「以前から客数が見込める大都市に大きな店を出したいと思っていた。認知拡大に加え、実験的な新商品への反応を吸い上げたい」と話す。
入り口すぐの食品売り場には全国から仕入れた袋ラーメンを集積する。博多の屋台をイメージしたイートインスペースを併設し、角打ち感覚で食べられる。


雑貨は得意の食器が充実する。〝和〟をイメージした木目の什器で設えた売り場に美濃焼、有田焼などの皿が並ぶ。インバウンドの土産需要も見越し、化粧箱に入れた若狭塗りの箸や抹茶(まっちゃ)碗なども揃えた。
メンズ・レディス共にアパレルも大きく見せる。26年秋冬から強化し始めたデニムアイテムを主役に据える。VMDを得意とするスタッフを配置し、マネキンやハンギング什器を多く導入したスタイリング提案型の売り場になっている。
面積を生かしたテーマ性のある売り場作りも特徴だ。例えばキッチン系の雑貨の売り場は、シンクの形の什器に商品を並べる。ガジェット系の売り場の什器はPCデスクを模した。〝リラックス〟をテーマにルームウェアやフレグランスなどを集積したエリアもある。「お客様がラコレのある生活を想像できるような店を目指した」
北九州市を拠点とする航空会社スターフライヤーとの協業商品を販売するなど、地元企業との取り組みにも力を入れた。旅行に便利なオーガナイザーやネックピロウなどがある。
今後も大都市への超大型店の出店を継続したい考え。「旗艦店クラスの店を中心に、その周辺へ商業施設の立地や規模に合わせた面積と品揃えの店舗も出していきたい」という。
