18年から開催しているSSC全国選考会
アダストリアはこのほど、社内接客ロールプレイング大会「SSC全国選考会」の25年最終審査を開いた。25年の最優秀者は、レイジブルー名古屋パルコ店店長の伊井裕郁さんだった。
SSC全国選考会は販売員のモチベーション向上、接客力アップなどを目的に18年にスタートした。アルバイトを含む全販売員に参加資格がある。書類、動画、ロープレなど複数の審査を経てブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナを認定する。最優秀者が「ベスト・オブ・プラチナ」に輝く。今回から雑貨主力のブランドなどが参加するライフスタイル部門を新設した。
支店営業本部教育チームの葛巻友子氏は「大会を通して様々なブランドの販売員や本部の社員と関われる。今後のキャリア形成の視野が広がる効果もある」と話す。
■25年ベスト・オブ・プラチナの伊井さんの話
勝因は、自分が得意とする積極的に商品や着こなしを提案する接客スタイルで戦ったことだと思います。レイジブルーはファッションに興味を持ったばかりの若いお客様が多い。会話から引き出したニーズや嗜好（しこう）を元に、わかりやすく提案する力が身に付くんです。
SSCへの参加は今回で4回目ですが、自分の接客を改めて見直す良い機会です。頑張る姿を見せることで、店舗の仲間たちにも刺激を与えることができます。
次の目標はスーパーバイザーになることです。大会を通して将来的には会社全体に貢献できる支店業務も経験してみたいという気持ちも生まれました。様々な可能性を考えながらこれからも頑張っていきます。
