アダストリア北村常務取締役に聞く 「ニコアンド」中国とアジアへ攻勢 黒字化より“拡大”重視

2022/01/07 06:29 更新有料会員限定


北村嘉輝常務取締役

 アダストリアの「ニコアンド」の中国事業が絶好調だ。都心の二つの路面旗艦店で得た知名度が、今秋冬出店したSC店にも表れている。22年秋には成都に大型旗艦店を出し、他都市にも攻勢をかける。今後は中国事業で売り上げ300億~500億円を目指し、自社・他社ブランドを含めた販売支援体制を構築する。コロナ禍で移動が難しくなる中で、上海と日本を往来する北村嘉輝常務取締役に中国と海外事業の展望を聞いた。

(上海支局)

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認知・評価を得た

 ――21年の中国事業の総括は。

 上海・准海中路の大型路面旗艦店から丸2年、昨年はニコアンドがストアブランドとして通用し、認知・評価を得られました。中国にはまだ「ファッション+ライフスタイル」業態が少ないこともありますが、実店舗の内装・編集・VMDと、売り場に来ての「驚きと発見」が評価されたと思っています。

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