金沢のセレクト・桜グループ G6に初の期間限定店

2017/10/17 10:58 更新


 石川・金沢でセレクトショップを運営する桜グループは18日から約2週間、オリジナルブランド「6111」(シックスイレブンワン)で、初の期間限定店をギンザ・シックス2階の「シジェーム・ギンザ」にオープンする。これを皮切りに、18年春から国内地方の有力店などと組んで期間限定店を開く計画。

 6111はレザーや毛皮、国内伝統技法による希少素材を使い、独自性と最上級な物作りを追求したオリジナルブランド。約6年前からオーナーの西野浩平さんが企画・デザインし、職人と物作りしている。販売も自らがデザインと質を伝える形で、自店のヴァニラ金沢でも上顧客にしか紹介していない。国内卸もECも行っていないため、期間限定店は一般客が手に取れる初めての機会になる。

 6111側も、個性があって他にまねのできない商品が世界的に望まれてきているため、ブランド認知度を高める機会ととらえる。売り場面積も約50平方メートルと大きく打ち出し、空間演出や商品陳列も力を入れる。

 外国人を意識し、商品は得意とするシューズが軸。アザラシ、ラビットファーを甲にあしらったブーツ、金沢伝統技法の純金箔(きんぱく)スニーカーなどで、価格帯は10万円以上が中心。18年1月17日からパリの展示会期間に期間限定店を開設する。その後、日本の地方都市で期間限定店を計画、協力してもらえる個店を募集している。

ラグジュアリーを演出する「6111」17年秋冬物のスタイリング



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