日本政府観光局によると、17年の訪日外国人客数(推計値)が前年比19.3%増の2869万1000人で過去最高記録を更新した。航空路線の拡充やクルーズ船寄港数の増加、ビザ発給要件の緩和に加え、継続的な訪日プロモーションが増加要因となった。
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20の国・地域すべてで過去最高を記録した。なかでも韓国が40%増の714万人、中国が15%増の735万人で全市場で初めて700万人台に達した。韓国、中国、台湾、香港の東アジア4市場は21.9%増の2129万2000人で、訪日客全体の7割以上を占めた。
17年12月の訪日外国人客数は前年同月比23.0%増の252万1000人となり、12月として過去最多となった。韓国、シンガポール、マレーシア、インドネシアが単月として過去最高、その他の16の国・地域が12月として過去最高を更新した。