日本政府観光局によると17年11月の訪日外国人客数は前年同月比26.8%増の237万8000人となり、11月として過去最高だった。航空路線の新規就航や増便、クルーズ船寄港の増加、紅葉シーズンの到来が訪日意欲を喚起した。1~11月の累計では前年同期比19%増の2617万人となり、16年の年間(2404万人)を上回った。
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インドを除く19の国・地域で11月の過去最高を記録した。韓国はLCC(格安航空会社)の増便が貢献して45.8%増の62万2000人、中国はFIT(個人旅行客)の増加で31.0%増の56万7000人だった。台湾は20.8%増の36万3000人、香港は13.5%増の17万3000人となった。