日本政府観光局によると17年10月の訪日外国人客数は前年同月比21・5%増の259万5000人となり、10月として過去最高だった。東アジアの国・地域で、昨年9月にあった祝日が10月に動き、例年より長い連休となったことで訪日需要が高まった。
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国・地域別では、ビザ発給要件緩和の効果でロシアが単月として過去最高を記録したほか、カナダ、ドイツを除く17の国・地域が10月として過去最高を記録した。中国は国慶節休暇が8連休となり、個人旅行客やクルーズ船寄港の増加が後押しして31.1%増の66万人となった。韓国は38.1%増の62万人、台湾は18.8%増の42万人、香港は11.1%増の17万人だった。