【パリ=小笠原拓郎、青木規子】18~19年秋冬パリ・コレクションで、ビッグシルエットのスポーツ&ワークスタイルが広がっている。ダウンジャケットやマウンテンパーカ、マスキュリンなテーラードジャケットをビッグシルエットに変え、その量感の持つユーモラスな表情や迫力で遊ぶ。
(写真=大原広和)
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ジバンシィはダークなトーンとシャープなカットで、ラグジュアリーでエッジの立ったコレクションを見せた。クレア・ワイト・ケラーがデザインするようになって2回目のプレタポルテのショーは、徐々にメゾンのクチュリエとのマッチングが良くなっていると感じられる。
縦長のシルエットのなかにレイヤードを加えたスタイルがアイコンのように登場する。ゴージャスなファーコートをハウンドトゥースのコートの上に重ね、レザーのハーフスリーブシャツをパンツスーツに被せて着る。ファーとコントラストを作るパテントパーツやパテントベルトで艶っぽさを出し、コートはスクエアショルダーの小さな肩からすっとストレートに流れる。
ドレスはマーブルプリントやフリンジ飾り、胸元に大きなボウを飾ったベアトップドレス。リカルド・ティッシのゴシックのようなダークなラインとは異なり、クレアの特徴はダークなイメージでも凛としたストイックさが漂う。