素材・製造・商社

デニム大手のカイハラ 幅広い分野へ用途開拓 円安、コスト増で22年度は赤字

2023/04/25

 デニム大手のカイハラは、さらなる用途開発を進めており、安定操業による収益改善を図る。23年2月期は減収減益となったが、今年に入り海外出張を再開するなど営業活動を活発化、巻き返しを狙う。産地との連携や、人材確保の観...

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《注目高まる生分解性素材㊦》ポリエステルで採用広がる

2023/04/21

 開発・採用が進みつつある生分解ポリエステル。物性や強度に優れるポリエステルのメリットを生かしながら、環境負荷低減に貢献できる素材として、さらなる広がりが期待されている。【関連記事】《注目高まる生分解性素材㊤》10...



田村駒のアパレル製品事業、東南アジアシフトを加速 顧客ニーズに幅広く対応

2023/04/21

 田村駒は、アパレル製品事業で東南アジアやバングラデシュでの生産をさらに増やす。中国でのロックダウン(都市封鎖)がきっかけとなり、東南アジアやバングラデシュの活用が加速。生地・製品含めた中国調達比率は2年前の7割超...



《注目高まる生分解性素材㊤》100%バイオのPLAが再び活況

2023/04/20

 生分解性素材が注目されている。サステイナブル(持続可能な)への関心の高まりと同時にテーマも多様化し、リサイクル、バイオベースなどと並んで生分解性素材もスポットが当たる。一方、コンポストや製品回収システムが未整備な...



帝人フロンティアの衣料製品事業 環境配慮の機能素材を成長力に

2023/04/20

 帝人フロンティア・衣料繊維部門は、「環境に配慮した機能素材が成長エンジン。量の追求よりも新たな価値を創造し収益を高める」(鈴木哲志取締役副社長執行役員衣料繊維部門長)と顧客ニーズに応じて原料、生地、製品で供給し、...



紳士服地メーカーの国島、IoT導入し作業効率アップ 糸切れなどを作業員に通知

2023/04/19

 紳士服地メーカーの国島(愛知県一宮市、伊藤核太郎社長)はIoT(モノのインターネット)をベースとした工場内タスク管理システムを本格稼働した。織機の糸切れなどの異常をスタッフの携帯端末に通知。スタッフはどこにいても...



《“サステイナブル”で新市場創出④》来たるべき国際的規制に備える

2023/04/19

 サーキュラーエコノミー実現のためには、循環型サプライチェーンに関わる各ステークホルダーが提供する製品やサービスに、透明性の高いトレーサビリティー(履歴管理)関連情報などの共有が不可欠となる。国際的には、循環型社会...



《“サステイナブル”で新市場創出③》新規プロジェクトが続々と

2023/04/18

 環境配慮型経済の推進に向けて、繊維・ファッション業界は今年に入ってからも続々と新たなプロジェクトが立ち上がっている。【関連記事】《“サステイナブル”で新市場創出②》リサイクル技術の進展で多様化する素材価値創出の〝...



《「衣」で命を守る④》予防コストで損害コストを抑制

2023/04/18

【関連記事】《「衣」で命を守る③》イタリアに学ぶ避難所生活での洗濯 ――避難所におけるTKBは。 須田 避難生活の改善という意味ではTKB(トイレ・キッチン・ベッド)は進歩・工夫があります。ここにウェア(衣料)の「...



タキヒヨー、今期黒字体質定着へ 企画から生産まで一貫体制

2023/04/18

 タキヒヨーは今期(24年2月期)、主力のアパレル・テキスタイル事業の収益改善を進め、連結業績の黒字体質を定着させる。同事業のセグメント損益は、円安、原材料価格の高騰などから前々期は26億円の損失が発生、前期は改善...