素材・製造・商社

シキボウ トーブ向け輸出が伸長 円安効果、技術と品質管理に信頼

2023/10/05

 シキボウの中東の民族衣装トーブ向けの輸出が堅調だ。40年以上の技術開発と品質管理(QC)への信頼に加え円安が売り上げをけん引し、24年度(25年3月期)の上期の契約分まで売り切った。信頼性や色の再現性の高さを強み...

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衛生機能素材の開発相次ぐ 気になる臭いや感染対策

2023/10/04

 細菌対策や、それによる臭い対策といった衛生機能は素材メーカーにとって引き続き主要な開発テーマの一つ。この間も新素材の提案が相次いでいる。ストレス臭に着目 〝ストレス臭〟に着目したのは日清紡テキスタイルとシキボウだ...



レンチングの環境配慮型レーヨン「エコヴェロ」 リサイクル原料タイプを開発

2023/10/04

 オーストリアのセルロース繊維メーカー、レンチンググループは、サステイナブル(持続可能)な取り組みを加速している。環境配慮型レーヨン「エコヴェロ」で、サーキュラーエコノミーを実現する「リフィブラ」タイプを開発したほ...



陸上・サニブラウン選手 東レ瀬田工場を訪問

2023/10/04

 東レとグローバルパートナーシップを締結している陸上競技短距離走のサニブラウン・アブデル・ハキーム選手は10月2日、同社の瀬田工場(大津市)を訪れた。練習用ウェアの開発会議をした後、多様な環境を再現できる人工気象室...



丸安毛糸 生成AIを用いたニット作品を発表

2023/10/04

 ニット糸販売の丸安毛糸は、生成AI(人工知能)を利用したニット作品を発表した。縄を複雑に巻き付けたような構造は、イタリア在住のニットデザイナーがAIにプロンプト(命令文)を入力して生成した画像をもとに、丸安毛糸が...



紡績企業 海外市場で拡販狙う 環境配慮や機能切り口に

2023/10/03

 紡績企業が海外市場の開拓に力を入れている。以前から方針を明確にしていたがコロナ禍で頓挫した。改めて態勢を整え、得意な商材、販路を生かして営業をかけている。(小堀真嗣)【関連記事】紡績大手各社 エンドユーザーに役立...



蝶理中東 トーブ向けテキスタイルが好調 2拠点を生かしさらに拡大を

2023/09/29

 蝶理中東のトーブ向けテキスタイル販売が好調に推移している。20年度は苦戦し45億円弱の売上高だったが、22年度には65億円強にまで伸ばした。北陸産地の人手不足など課題もあるが、差別化した製品や海外拠点を活用し更な...



ユニチカスピニング、特殊紡績を強みに受注取り戻す 扱いが難しい繊維も手をかけて糸に

2023/09/29

 合繊紡績のユニチカスピニング(長崎県松浦市)は、ビニロン・綿混やポリエステル・ウール混など特殊な紡績を強みに受注が戻ってきた。下期(22年10月~23年3月)で「上期の落ち込みを取り戻す」(森本惠治社長)という。...



縫製業のレスカリエ 羽毛充填の新工場が稼働

2023/09/29

 国内で縫製工場を営むレスカリエ(岐阜県各務原市、清水明子社長)は9月から国内3カ所目となる縫製工場を稼働した。 新工場の特徴は、羽毛の充填(じゅうてん)機を導入したこと。これにより、ダウンパックを自社工場で作れる...



カジグループ「カジフ」がスタイレム瀧定大阪と協業 薄地ナイロンをレディスに訴求

2023/09/28

 織布・糸加工などのカジグループ(金沢)はテキスタイルブランド「カジフ」でスタイレム瀧定大阪と組んだ協業ラインを開始し、初の展示会を東京で開いた。これまでカジフで弱かったレディス向けを強化し、薄地ナイロン織物を使っ...