総合・ビジネス

マルオリグループ、産地企業で異例の成長 新規事業やM&Aで業態革新

2024/06/18

 合繊織物メーカーの丸井織物を中核とするマルオリグループ(石川県中能登町、宮本好雄社長)が成長を続けている。約10年で売上高3倍が視野に入る勢いで、縮小する国内繊維産地では異色の存在だ。オリジナルプリントTシャツ「...

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《ファッションリユースの現在地⑨》複雑化する商売 利益生み出す懸命な工夫

2024/06/18

 「単に仕入れたから売れてもうかる時代ではもうない」――トレジャー・ファクトリーの野坂英吾社長はこう話す。市場成長に伴いプレーヤーは増え、プロだけでなく個人さえもライバル。日々の仕入れ・販売状況に加え、相場や為替な...



米大手小売業24年2~4月決算 27社合計4.4%増収 収益力で企業格差開く

2024/06/18

 【サンフランシスコ=立野啓子通信員】米大手小売業の24年第1四半期(2~4月)決算は、27社合計の売上高が前年同期比4.4%増となった。増収は16社、減収は11社。純損益は増益11社(うち黒字化2社)、減益10社...



少子化にあの手この手 子供靴の「イフミー」、大人靴や傘で総合化

2024/06/18

 合計特殊出生率が過去最低の1.20、出生数も過去最低の72万7200人(いずれも23年)となるなど、少子化の流れが止まらない中、子供向けブランドはあの手この手で生き残りを模索している。シューズ卸の丸紅コンシューマ...



エスエスケイ「ヒュンメル」 7月期売上高が前期比20%増を見込む

2024/06/18

 エスエスケイはデンマークのスポーツブランド「ヒュンメル」で、今期(24年7月期)売上高は前期比20%増を見込む。主力のサッカーなどが好調だ。25年春夏からはリブランディングを実施する。「少子高齢化、人口減少の中、...



ゴールドラットジャパン、在庫自動配分アプリを提供 AIの分析で適正配分

2024/06/18

 ゴールドラットジャパン(東京)はAI(人工知能)を使った在庫の自動配分アプリ「ワンビート」の提供を開始した。倉庫、店舗、ECの在庫をSKU(在庫最小管理単位)でAIが分析し、売れる場所に売れる分を配分する在庫自動...



染色整理の見附染工が破産申請

2024/06/17

 信用情報によると、合繊複合織物主体の染色整理工場、見附染工(新潟県長岡市、本間正二代表)は6月14日、新潟地裁長岡支部に破産申請した。 同社は紺藤整染(新潟県長岡市)の見附工場として70年に操業を開始し、80年に...



CFDAとジェネシス、在米アジア系ファッションデザイナーへ補助金

2024/06/17

 【ニューヨーク=杉本佳子通信員】アメリカファッションデザイナーズ評議会(CFDA)と韓国の高級車ブランドのジェネシスは、24~25年の「CFDAジェネシス・ハウス・AAPIデザイン+イノベーショングラント」の募集...



ジュン オードリー・ヘプバーンの特別コレクション 「ロペ」など5ブランドで協業

2024/06/17

 ジュンは、20世紀シネマを代表する俳優のオードリー・ヘプバーンと、ブランドを横断して協業するスペシャルコレクションを発売する。6月20日にグループ公式ECサイト「ジャドールジュンオンライン」で予約受注販売を開始、...



【記者の目】和装の生産基盤が極端に縮小 業界の対応が急務に

2024/06/17

 和装の生産構造が大きな転換期を迎えている。市場がピークを迎えてから半世紀にわたり縮小が続いてきた業界だが、コロナ禍による自粛期間からの回復を図ろうという段階で、生産基盤の極端な縮小というかつてない急激な変化を迎え...