俳優の草彅剛さんが所有するビンテージデニムの展覧会「STAY BRAVE」が11月17日まで、東京・神宮前のイベントスペース6142で開催中だ。
同展は、本人のファンだけでなく、ビンテージ好きも注目する展覧会。博物館レベルのアイテムがクオリティーの高い保存状態で揃うとあって、すでに2回訪れたメンズ業界人もいるという。事前販売チケットの問い合わせも多い。
展示されているのは、84本のプライベートコレクション。ジーンズの原点といわれる1901年モデルのスーパービンテージをはじめ、コレクターを魅了する大戦モデル、日本で価値が見いだされた1946年モデルなどが並ぶ。
これらのコレクションは、自身が楽しむために少しずつ買い集めてきたもの。それを「新しい地図」でともに活動するメンバーの後押しをきっかけに、一般に向けて披露することを決めた。90年代のビンテージブーム以上の盛り上がりを見せる今、「世界に誇る名品が揃っているので、ビンテージを知らない人にも伝わるものがあるのでは」と思いを語った。
同展では、展示デニムと自身のエッセーをまとめたアーカイブブック(オールカラー320ページ、税込み1万3500円)のほか、オリジナルグッズも販売している。