「ゾフ」がアジアに相次ぎ出店 21年までに海外35店へ

2017/11/27 17:31 更新


「ルミネシンガポール」に出店したシンガポール3号店は、日本語のサイン表示でクールジャパンを演出

 眼鏡ブランド「ゾフ」を運営するインターメスティック(東京)は25日、香港1号店とシンガポール3号店を開設した。海外では10年から中国、今年4月からシンガポールで出店を開始し、今後は香港を加えたアジアの3拠点を軸に、海外でも店舗網を拡大する計画だ。

 同社は中国では今月末までに直営で18店を出店。香港では昨年10月に香港に現地法人を設立し、香港の商社、利豊(リー&フォン)グループのコンビニエンス・リテール・アジア(利亜零售)とFC契約を締結。21年までに香港、マカオ、中国・華南地域にFCで約35店を出店する計画だ。

 今回の香港1号店は香港島・太古城の大型商業施設、シティープラザに開設した。売り場面積は約94平方㍍。20、30代を中心に家族連れも対象に、日本と同じ品揃えで、レンズ代込み5000~1万2000円の値頃感のある四つの価格帯、日本と同じ即日渡すシステムで販売する。開店初日は入場制限するほど混み合い、計画を大幅に上回る売り上げで好調な出足となった。

 シンガポールでは、オーチャード地区の1号店、9月にサンテックシティーに開設した2号店に続き、3号店を「ルミネシンガポール」に出店した。3号店は売り場面積約77平方㍍。ルミネ限定品でファッションや美容感度の高い女性に好評なシリーズ「ルフィー」も販売し、〝眼鏡が主役〟のファッションを提案。開店初日からにぎわった。シンガポールでは、20年までに最大20店の出店を目指す。




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