人気アニメで活躍する声優で歌手の小林愛香さんがディレクターを務め、ヴィレッジヴァンガードが生産・販売を行うブランド、「yipyip」（イップイップ）は2月5日まで、池袋サンシャインシティアルタで期間限定店を開いている。
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同ブランドは19年スタート。イラストレーターとしても活躍している行場ユミ氏をデザイナーに迎え、小林さんと共同で商品を企画している。男女を問わず幅広い小林さんのファン層に合わせた、ユニセックスのアパレルが主力。ファングッズの枠に収まらないアイテムとして受けている。
初日はオープンと同時に多くの客が訪れ、会計待ちの長い列ができるほどにぎわった。20代の女性客は「人気アイテムはすぐに売り切れるので予定を空けて初日に来た。イップイップを一点取り入れるだけでおしゃれに見える」と話す。人気アイテムはリングで、店頭とEC共にすぐに完売した。
販売している商品は新作が中心。着やすい生地感と着こなしのワンポイントになるデザインを意識して企画したという。
レーヨン・ポリエステル・ナイロンのもっちりとした生地のカーディガン（税込み1万2000円）は、前と後ろの両方で着られるデザイン。袖を取り外して半袖にもできるという遊び心も加えた。
袖口にボタンを付けてシャツのような仕様にしたボーダー柄のロングTシャツもある。ボタンの間から親指を出し、トレンドのハンドウォーマーのようにする着方を提案する。糸使いで毛並みを再現した犬の刺繍がポイントだ。
小林さんは「今年でブランドも4年目だが、今後も気負わずにファッションを楽しめるアイテムを提供したい。セレクトショップやキャラクターとの協業などにも広げていけたら」と笑顔を見せた。
