今年60周年を迎える基幹ブランド「クロコダイル」を軸に、中期ビジョンで掲げる「シン・ブランド創り」に注力するヤマトインターナショナル。どんな環境下でも、お客様の不満や問題を解決し、求められるものを提供し、最初に想起される真のブランドを目指す。そのためにも、デジタルツールを活用しながら、人づくりを徹底する。
三つの分野に注力
――昨年を振り返ると。
当社では、平時(19年8月期)と比べ、既存店売上高が9掛けで推移しても利益が出せる体制を目指して取り組んできましたが、目指してきた水準をほぼクリアしました。22年8月期は最大の目標に掲げていた「増収増益」を達成することができました。引き続き①収益率を高める分野(GMS)②売り上げを徹底的に伸ばす分野(EC、「シテラ」)③将来の成長基盤を確立する分野(直営)、これら三つの分野に注力していきます。
――今年の景気・ファッション・消費の見通しは。
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