山喜 今秋冬からセレクト向け「メルトン」を販売

2019/05/30 06:28 更新


 シャツメーカーの山喜(大阪市)は今秋冬から、メンズカジュアルブランド「メルトン」をライセンス生産・販売する。山喜の販路は百貨店やGMS(総合小売業)、紳士服専門店が中心だが、メルトンはセレクトショップを対象にする。30代後半から40代前半の新たな客層を開拓する。

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 今秋冬は「ハードなアメリカンカジュアルなスタイルは残しつつ、リラックスして着用できる」アイテムを販売する。

 アームホールやタックなど細部にこだわったシャツを中心に、CPOジャケットなどのライトアウターや、カットソーアイテム、スウェットもある。価格はシャツ1万3000円から、カットソーアイテム1万5000円から、アウター1万8000円から。

 メルトンは1917年に米ニューヨーク州西部で生まれたブランド。女性移民の雇用や労働組合の創設などを時代に先駆けて進めてきた歴史ある企業のブランドとして知られている。

CPOジャケット(2万4000円)などのライトアウターも充実する


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