八木通商「ジャンニ・キアリーニ」日本代理店契約を締結

2017/12/22 04:30 更新


 【ミラノ=高橋恵通信員】イタリアのGCグループ(伊トスカーナ州フィレンツェ県)と八木通商が、GCグループ傘下のバッグブランド「ジャンニ・キアリーニ」「ガム・バイ・ジャンニ・キアリーニ」の、来年1月1日からの日本市場における販売代理契約を締結したと伊現地紙が報じた。八木通商は、日本市場のマーケティングとリテールを統括し、今後ショップ・イン・ショップも展開する。

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 90年代後半に生まれた「ジャンニ・キアリーニ」は、メイド・イン・イタリーのレザー製バッグと小物のブランド。適度なトレンド感と手頃な価格で人気がある。一方「ガム・バイ・ジャンニ・キアリーニ」は13年にスタートしたラバー製バッグと小物の、遊び心あふれるブランド。フィレンツェ(両ブランド)とミラノ(ガムのみ)に旗艦店がある。

 今年3月、アレッサンドロ・ベネトン氏が率いる投資会社21インヴェスティメンティが、ジャンニ・キアリーニの株式の7割を取得。残り3割は創業者のジャンニ・キアリーニ氏が保持している。




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