ワイエムファッション研究所は主力ブランド「ヤッコマリカルド」の17年秋冬物で、「スカンジナビアモダン」をテーマにシンプルなシルエットの商品を打ち出す。同ブランドでは7月に日本、英国、タイに向けたグローバルサイトを開設した。
ウール100%の圧縮ニットによるドロップショルダーの膝丈ロングブラウス(3万9000円)は薄地で軽量感あるロング・アンド・リーンのシルエットを表現。これに共生地でボレロタイプのジャケット(4万2000円)を合わせる。シュリンク・フロッキー加工を施したイタリアの生地を使ったジャケット(6万8000円)は、レーヨンの立ち毛部分で複数のラインを表し、それらがバイアスに交差するデザイン。共生地によるワイドパンツ(3万6000円)との組み合わせで提案する。
膨れ織りダブルクロス使いのロングジレ(2万6000円)はウエストリボンでシャープなシルエットを演出する。同ブランドが得意とするピンタックシャツシリーズでは、マイクロピンタックからレギュラー幅のピンタックへとグラデーションのように変化するデザインシャツ(3万7000円)を企画する。
7月に開設したグローバルサイトは、ブランドの歴史やメッセージ、商品コンセプト、各国のショップ情報を発信する。
ソフトな触感の圧縮ニットでロング・アンド・リーンのシルエットを表現する