オアシススタイルウェア「WWS」 クボタスピアーズに公式スーツ

2021/10/13 15:35 更新


 作業着スーツ発祥のボーダーレスウェアブランド「ダブリューダブリューエス」(WWS)を企画・販売するオアシススタイルウェアは、ラグビーチームのクボタスピアーズ船橋・東京ベイと公式スーツのサプライヤー契約を結んだ。同チームの選手とスタッフの公式スーツには、両者で共同制作した独自モデルを提供。一般向けにもWWSのオンラインサイトで10月13日から、今回の協業で製作した公式スーツの先行予約販売を始め、来年2月から正式販売を開始する。

 WWSは独自開発の伸縮素材製で、通常のスーツと比べて着用時の疲労感が5分の1に減るとの実験結果もあり、スーツに見える作業着としての提案が好評。学生服としての採用も始まっており、スポーツ界向けの提供も増加中だ。今回は「体格に特徴のあるアスリートが、移動時や公式行事で着用するスーツの身体的な負担を軽減したい」と、京都女子大学の渡邊研究室とも連携。同研究室による人体の3Dデータに基づく衣服のパターン設計技術を活用。選手54人を3Dスキャンで計測し、一部の選手には個人用パターンを自動生成する一方、選手の体形の統計を分類してサイズオーダー用の基本パターンを作成した。

 今回の提携を記念し、協業モデルのジャケットとパンツ、ワイシャツを販売する。スーツには独自開発の新素材「アルティメックス」を使用し、家庭用洗濯機で洗え、3時間で乾き、しわになりにくいなどの機能性を実現。チームカラーのオレンジをボタンホールやパイピング、シャツのボタンとボタン糸などに部分使いした点が特徴だ、パンツは裾をダブル仕様にしたアンクル丈のカジュアルなデザイン。メンズのS~3Lの5サイズあり、税込みでジャケット1万9800円、パンツ1万3200円、ワイシャツ8250円。

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(ジャパンラグビーリーグワン)と公式スーツのサプライヤー契約を提携


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