ワールド 神戸製鋼ラグビー部にオフィシャルスーツ

2020/01/16 06:30 更新


 阪神・淡路大震災から25年を迎え、神戸企業がタッグ――。ジャパンラグビートップリーグ神戸製鋼コベルコスティーラーズの20年度オフィシャルスーツに、ワールドの「アンビルトタケオキクチ」が採用された。

 ワールドはかつて関西社会人ラグビートップリーグでラグビーチーム「ファイティングブル」を持ち、神戸製鋼と覇を争ってきた。神戸製鋼が向かうところ敵なしの94年、ワールドが神戸製鋼の公式戦連勝を71で止め、関西社会人Aリーグで初優勝するという因縁の関係があった。

 神戸製鋼コベルコスティーラーズの福本正幸チームディレクターは「震災を乗り越えて互いにしのぎを削った。このタイミングでタッグが実現して本当にうれしい。オフィシャルスーツでともに戦う」とコメントした。

 ワールドに在籍し、ファイティングブルの元選手、元GMの東田哲也六甲ファイティングブル総監督・理事は「ワールドラグビー部が休部を発表して10年以上経つが、かつてのライバルに声をかけてもらったことは感謝しかない。トップリーグの連覇を祈っている」と話した。

オフィシャルスーツを着用した神戸製鋼コベルコスティーラーズの選手たち


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