ウィゴーの新体制移行の手続きが25日に完了した。投資会社のJ-STARが投資関連サービスを提供するJ-STAR NO.3SS,LPなどが出資するウィゴー(旧WGホールディングス、園田恭輔代表)は、同社とその子会社を通じ、WGL(旧ウィゴー、高橋英朗代表)とその子会社の行う全ての事業(以下、対象事業)を会社分割により譲り受けた。創業者の中澤征史氏は、ウィゴーの特別顧問を務める。
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対象事業は、「ウィゴー」「プニュズ」「WC」「ジョルダーノ」「ダミー」「ディング」「ドゥニーム」「ブッカ44」などのブランド。これらをウィゴーを中心とした企業グループに再編することで、組織及びシステムインフラの強化と、ECチャネルの効率化に取り組む。加えて、既存店のリニューアルや海外事業活性化で発信力を高め、さらなる成長を目指す。
旧ウィゴーは7月下旬に同社と子会社(ブラウニージャパンなど)を会社分割手続きにより、旧WGホールディングスに全事業を分割承継することを発表していた。分割実行日の25日、旧ウィゴーはWGLへ、旧WGホールディングスはウィゴーへ商号を変更した。