ワコールのワコールブランド事業本部は１６年春、「ワコールが考える、新しい快適を提案する」新発想のブラジャー「ＳＵＨＡＤＡ」（スハダ）を発売する。５月には夏向けの新色を発売し、春夏を通じてスハダで大型のキャンペーンを打つ。
キーワードは〝カラダに同化するブラ〟。従来は、体をブラジャーに合わせる必要があったが、スハダは「ブラジャーが体に合わせてくれる」という新しい価値創造を目指して開発した。体に厚みのない平胴でも、厚みのある丸胴でも、どんな体形にも合うという。
ワイヤの代わりに用いた新開発の「３Ｄ同化フレーム」と、このフレームを生かす新設計がカギ。３Ｄ同化フレームは、バストメークをサポートするハード樹脂と、体とブラジャーのフィット感を高めるしなやかで幅広のソフト樹脂を組み合わせたもの。
一般的なブラジャーのワイヤはバージス（バスト下辺）に沿って配置するが、３Ｄ同化フレームはバージスよりも上に配置するのがポイントという。
縦・横ともに３００％伸びる伸縮性と高い回復性のある素材を使ったボトムも同ブランド名で販売する。
カップ内に新開発の「３Ｄ同化フレーム」を内蔵した「スハダ」
