「ワコール」ブランド、3年で再構築 30年度の目標は変えず

2023/11/21 18:00 更新有料会員限定


ワコールは計画生産・販売から顧客・店頭主導型へ転換

 ワコールホールディングス(HD)の矢島昌明代表取締役社長執行役員、宮城晃代表取締役副社長執行役員、ワコールの川西啓介代表取締役社長執行役員は11月20日に京都本社で会見し、新たに策定した中期経営計画(23~25年度)や事業構造改革などを説明した。

(山田太志)

【関連記事】ワコールホールディングス、新3カ年計画を発表 コスト構造改革へ 「ワコール」をリブランディング

 この間の業績悪化を受けて、中間決算時には、米国IO社の事業撤退や74億円の損失計上、ワコールにおける68の商品ラインのうち26の不採算ブランドの統廃合、直営店22・百貨店10の低収益店舗の撤退、150人の希望退職募集、サプライチェーン改革、株式や不動産売却などを発表した。

左から宮城、矢島、川西の各氏

 現在も個別の事業、グループ企業などの精査を続けており「ビジネスモデルに強みがあるか否か、競合他社の動向を含め業界に成長の余地があるかなどを見極め、事業継続・売却・撤退などを検討中」だ。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事