ワコールのメンズインナー「ブロス」は、20年春夏物でデビュー30周年を迎え、3月から「ブロス・バイ・ワコール・メン」にブランド名を変更した。これを機に、全国都道府県各100人、計4700人を対象に男性用パンツの調査を実施したほか、特設サイトでは、県民性を踏まえたおすすめ商品も紹介している。
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調査によると①パンツにこだわりのあるのは、上から高知、新潟、奈良②ジャストサイズの着用率が高いのは福島・石川(同率)、岩手③通気性のあるパンツを好むのは茨城、山梨、長野・山口・徳島(同)④フロント部のズレが気になるのは愛媛、熊本、沖縄⑤パンツは素材が大事と思うのは京都、東京・山口(同)⑥締め付け感がないパンツを好むのは茨城・山梨(同)、東京・鹿児島(同)⑦体のぽっちゃり具合が気になるのは福井、静岡・徳島・長崎(同)となった。
〝県民性博士〟こと、矢野新一氏が、調査結果を解説。例えば、高知県が最もパンツにこだわるのは、「土佐藩では、藩主交代時に、それまでの家臣の位が下げられ、新たな家臣が上位についたため、家臣間の確執が大きい。このため、『いごっそう』という高知の男性の性格、つまり頑固で強情、理屈っぽくて、権威に屈せず、妥協しない気質が生まれた。ファッションも流行に流されず、自分に似合うものを買う傾向がある、パンツに対しても強いこだわりがある人が多い」とする。