《視点》大阪・関西万博

2025/02/20 06:23 更新


 いよいよ開幕まで2カ月足らずと迫った大阪・関西万博。「前売り券の販売が目標の半分」と問題になっているが、「当日券」も検討するそうだ。同万博の想定来場者数は2820万人。内訳は「国内9割、海外1割」だそうだが、もう少し海外が多くなる気もする。

 大阪でもインバウンド需要は旺盛。万博を見越し、心斎橋周辺では高級ブランドが相次ぎ出店し、「世界有数のスーパーブランドストリート」ともいわれるようになり、平日の昼間でも入店待ちの行列ができている。

 もう一つ、万博会場近くの会社で懸念されているのが通勤問題。これまで人が少なかった湾岸エリアに多くの人が来る。行政からは「時差出勤を」「リモートワークを増やして」と要請されているようだが、近隣では仕事への影響も出そうだ。

 五輪もそうだが大規模イベントでは開幕前にいろいろと批判が出る。しかし、いざ開幕すると盛り上がるもの。大阪・関西万博も、そんな気がするが、万博閉幕後も大阪の活気が続くように願いたい。

(茂)



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