休みの日に、マルシェに行くことが増えた。地方ということもあり、大きな広場で行われていることが多く、子供は隣接する公園で元気に走り回っている。
大人にとっての楽しみの一つが出店(でみせ)。キッチンカーもあれば、ワークショップも。アパレルやピアスなどの小物雑貨も多数出ており、見ているだけで楽しくなる。出店者はそこでファンを作り、ショップに誘導するのが目的の一つだろう。
そんななか、先日の東京のデザインフェスタに出店した施設が製造・販売したマフィンで体調不良者が複数出ているとの報道を見た。体調不良者の一刻も早い回復を願うと同時に、食べ物を扱う難しさと怖さを感じた。
「服は食べ物と違うから大丈夫」と安心はできない。最近は飲食併設のアパレル専門店もあるし、縫製や生地など品質に問題があれば、クレームはSNSで一瞬にして拡散する可能性がある。実際SNSにはその出店者に対する非難の声があふれかえっている。
(森)