家が「鬼滅の刃」グッズばかりになってきている。小学生の子供がほしがるからだが、こうした家庭も多いのでは。小学校低学年が見るには、残酷な描写が多く躊躇(ちゅうちょ)するが、少しコミカルな部分もあり、母親世代を含めて受けているようだ。
今や社会的現象とも言われ、10月から公開された映画は記録的な大ヒット。映画の歴代興行収入1位も確実と言われている。様々な協業品が発売されて、争奪戦のようになっている店舗もあり、売り切れも続出している。
しかし、売り切れ続出という状況で、やはり気になるのは転売ヤーの存在。過去にも人気ブランドの限定品で問題となったが、今回も転売目的が少なくなさそうだ。フリマアプリでは数倍の価格で売れている商品も散見される。
ネットオークションで個人売買が容易になったこともあり、余計この傾向が進んでいる気がする。「1人1個」と店舗などでも制限しているが、需要が供給を上回っていることもあり、中々規制は難しそうだ。
(茂)