《視点》いよいよ五輪。だが…

2020/01/14 06:23 更新


 年末年始に意識的に繁華街やレジャー施設に出向いたところ、以前に比べてスウェットの細身パンツをおしゃれに着こなす若い男女が増えたように感じた。マイナビの「19年に大学生が最も好きだったファッションブランド」調査でも、トップ10内にスポーツ系が初めて複数ランクイン。若い層にアスレジャーが着実に浸透していると思った。

 いよいよ今年は、東京五輪が開かれる。スポーツ用品業界は、マーケットの拡大に期待を寄せるが、大会期間は3週間弱と短く、一過性の特需にとどまる可能性がある。また、ラケットスポーツや水泳など、日本人選手の活躍によって改めて注目される競技も現れるだろうが、市場拡大や競技人口の増加はあくまで日本人選手の活躍いかんであり、不確定要素が強い。

 むしろ業界として取り組むべきは、特需を取り込みながら、五輪によって変わる消費者のスポーツや健康への意識を的確に把握し、商品や売り場開発につなげることでは。冒頭のスタイル変化は、その根底にあるものだ。

(潤)


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