《めてみみ》アウトバウンド開拓へ

2026/03/10 06:24 更新NEW!


 経済産業省によるアート領域でのクリエイター・エンタメスタートアップ創出プログラム「アートXジャパンコンテキスト」(アートバイ)の作品発表・展示会に出席した。アートなどの分野と企業や地域産業が持つ文化的資源を掛け合わせ、アウトバウンドの開拓を目指す。

 アートのほかゲーム、映像、音楽、ファッションの5領域を対象に、新たなコンテンツを通じてグローバル市場への進出を後押しする。アートでは海外市場から評価される作品を制作し、世界に通用するアーティストを核としたチームを創出する。

 8組のアーティストが企業とマッチングし、アート制作やビジネスモデルを共創した。ストリートアーティストのスナイプワンはセーレンの先端技術を使って日本の祭りを、テクノロジストの松山周平は有松・鳴海絞りのスズサンと組んで伝統技法を再解釈した。

 統括プロデューサーの齋藤精一氏は「アートは様々な方向へ拡張している。まだ日本ではその活動の範囲は小さく、世界に期待されている表現がまだまだある」という。アウトバウンドはゲームやアニメが先行しており、日本発のコンテンツは世界的に注目度が高く、発信力が強い。政府目標の「海外売上高を5兆円から33年までに20兆円へ」を実現するためには、コンテンツの性質を生かし、日本ブームを戦略的に創出する必要がある。



この記事に関連する記事