《視点》隠れたヒット

2018/12/19 06:23 更新


 作業服・作業用品の専門店チェーンのワークマンが、秋から一般客向けに出店を始めた新業態「ワークマンプラス」が話題だ。防寒や撥水(はっすい)、吸汗など気温や天候にかかわらず屋外でも快適に作業できる高機能低価格な商品を提供してきた強みを生かし、スポーツやバイク、アウトドア用に開発した三つのPB中心に構成。日常生活でも便利な商品が揃うため、既存のワーク向け商品でも新たな用途で隠れたヒットが生まれている。女性に人気なのが、飲食店などの調理室用の底材にEVA(エチレン酢酸ビニル)を使った滑りにくいスリッポン。22.5~28センチのサイズを揃え、男女兼用で税込み1900円で販売したところ、雨の日も安心と妊婦さんや小さい子供のいるママが飛びつき、品切れとなる人気。

 つま先に鋼の芯が入った高所作業用安全ブーツは1900円で「バイクのギアチェンジに便利」とバイカーにヒット中。火に強いオイル加工の革手袋199円と、溶接作業用の難燃素材のヤッケ2500円は、キャンプ初心者に売れている。プロ仕様の機能を備え、普段使いできる便利な商品は、売り場にまだまだ埋もれていそう。ワークマンが一般の人にどこまで浸透するか、注目したい。

(陽)



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