《視点》新大久保で

2018/09/14 06:23 更新


 東京・新大久保。韓国ファッションが若い女性の間で流行している理由を探ろうと来街者に話を聞きに行った。多くの女性が「SNSや動画サイトで韓国アーティストのファッションを目にした」のがきっかけという。買うのは「インスタグラムで知ったECや、フリマアプリ」とすべての行動がSNS経由。実際に着るのは「発色やデザインがSNS映えするから」で、低価格でペラペラの生地でも「映えに関係ない。気にしない」。

 予想外だったのは「特に韓国ファッションを意識していないし、トレンドを追っているつもりもない」という声が多かったこと。低価格とSNS映えするデザインを両立しているのが「たまたま韓国ファッションで、それをSNSで知った」ということだ。

 テレビを見るよりユーチューブ、検索はグーグルよりインスタグラムといったように、若い世代はスマートフォンのSNSを中心にした生活が当たり前になった。好きなモノ・コト・ヒト、買う場所など、消費行動の起点にもなっている。

 この先、こうした女性がボリュームになる。従来のようにファッション企業が発信するトレンドや、業界人が考える服の良さなどはますます響かなくなると肌で感じた。

(藤)


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