【関連記事】《ベトナムのアパレル産業最新動向・「ベトビズ」から㊤》生産拠点の重要性は変わらず
今後もベトナムからのアパレル製品輸出は拡大すると考えられている。
主要な輸出品目は、繊維・織物では綿、デニム、フランネル、ニット、その他の素材などが含まれる。主要な衣料品の輸出品目はシャツ、Tシャツ、ズボン、ジーンズ、ベストなどである。
22年に440億ドルに達したアパレル輸出額は、17年から22年までの複利年平均成長率(CAGR)は7.26%となった。25年には、輸出額が550億ドルに達するという予測もある。
主要な輸出先はEU(欧州連合)、米国、日本である。特に、22年はEU市場で顕著な成長を遂げ、輸出高は前年比37%増、アパレル輸出全体の12%を占めた。次いで日本が続き、輸出高は25%増、全体の約11%を占めた。最大の輸出先は依然として米国であり、8%成長し、全体の45%を占めている。